
作品内容




あのむせ返るような部室の熱気と、ほんの出来心がすべての終わりだった。
汗で湿っているウェアに顔を埋めていた僕を見下ろしていたのは、テニス部を支配する絶対的な二人。
サディストのエース・玲奈と、氷のように冷徹な副部長・静香。
その瞬間、真面目なマネージャーだった僕の平穏な日常は、完全に崩れ去った。
「他人の汗の匂いを嗅ぐなんて……本当に気持ちの悪い汚物ね。生きている価値もない」 「そんなに好きなら、私たちのサンドバッグとして一生こき使ってあげる。感謝しなさい、ゴミ」
人間としての権利を剥奪された僕は、その日から彼女たちの「専属奴○」へと貶められる。 容赦なく叩きつけられるテニスボールの暴力、泥まみれのシューズで蹂躙される肉体。
そして、冷酷なロジックで逃げ場なく自尊心を削り取られる絶望の空間。
一切の救いも、一滴の愛情も存在しない。
絶対的なヒエラルキーの底で、ただひたすらに蔑まれ、精神を破壊されていく極限の被虐と服従の日々が幕を開ける――。
