作品内容
プロローグ
魔王のいる地底へ続く大地の裂け目まで、あと少し。
勇者一行はその直前にある、小さな村に立ち寄る。
その際、魔王四天王最後の一人である女将軍が勇者一行へ襲い掛かる。
女将軍自らは戦わず、魔物をけしかけられるも見事に全て撃退。女将軍は一時撤退していく。
いよいよ目前に迫った魔王討伐に、緊張した様子の一行。
だがその前に、勇者にはやらねばならないことがあった。
それは旅の中で聞いてきた、洗礼の間へ行き精霊カエルムの加護を受けること。
一人で村を出発する勇者残された時間は少なく、明日の夜明けには魔王討伐に向かわなければならないと決意を新たにする。
そう思っていたが道は長く、さすがにどこかで一息つきたいと思っていた勇者は、どこかで人の声が聞こえたような気がする。
声が聞こえた方へ歩いていくと、少し道を外れたところに村を見つけ、そこで休んでいくことにする。
村に気前よく入れてもらえたが、女性しかいない様子を不思議に思う勇者。
女性たちはみな小さい勇者を揶揄い、誘惑し、繋がろうとしてくる。
だめだと思っていても村全体に香る不思議な匂いの影響もあり、勇者はだんだんと女性たちとまぐわい始める……。
