淫乱

『ちゃんと逃げずに来て偉いじゃん。カツアゲ?違う違う。どうせ酷い目に合うのは分かりきってる?……えーっと……。私、貴方に何かした?男たちをオモチャにして遊んでる?……概ね間違ってないね。まぁ、今日は君で遊びたい気分だから、付き合ってくれる?断るの?私とセックスさせてあげようと思ってたのに、残念。……はいこれ、私の下着♪見えるでしょ?私のお願いに付き合ってくれたら、君が望むままにセックスしてあげるよ?♪』

『あれ、君見ない顔だね?へぇ、大学デビューのついでにクラブデビューかぁ。勇気あるね。一人で来るなんて。私?それが一人なんだよねぇ。大学帰りにここでいつも時間潰してるんだ～。一人なんだったらさ、一緒に飲もうよ♪……いやぁ、もうこんな時間だねぇ。そろそろ帰らないとじゃない?……なんか残念そうだね?もしかして、お持ち帰りとか期待してた?いるよねぇそういう男…。でーも。君とは馬が合ったし、いいよ。私がお持ち帰られてあげる♪』

『急に呼び出してすまないね。君に確認しておきたいことがあって。「ちゃんとバラしてない?」……え?ああ、私の正体のことか?私が君にバレてしまった”ネットで有名な官能小説家”だということは、ちゃんと黙ってくれているようで何よりだけれども……。今日はそのことじゃないんだよ。いや、君に頼みたいことがあってね。……。そう。私とセックスをして欲しいんだ♪』